2014年2月19日   本日の担当 僧侶 唯心

  • 2014.02.19 Wednesday
  • 14:39
以前、友引の日にペットのお葬式をしたら、それから幾日も経たないうちに、飼っていた他のペットが亡くなってしまいましたと、お嘆きの方がありました。

続けてのお悲しみ、それはそれはお辛い出来事だったかと存じますが、けれどそれはやっぱり友引の日にお葬式をしてしまったためではないのです。


昔々、ある所に、和尚さんと小僧さんが住んでいました。
ある日、小僧さんは、和尚さんに頼まれた用事を、うっかり忘れてしまいました。
別に和尚さんは叱りもしませんでしたが、小僧さんはしばらく反省していたそうです。
その内、小僧さんがお堂でお勤めしていたら、小僧さんの数珠が、ぷっつり切れてしまいました。

ああ、今日は良くないことばっかり起こるなあ、失敗はするし、数珠は切れるしと、小僧さんは思ったでしょうか?

いいえ、お寺では、そういう風に考えないのです。

自分にとって良くないと感じる出来事が複数、同時期に起こったとしても、それはあくまでも、それぞれ個別に起こった出来事であって、それを繋げるのは、あくまで自分の心です。

人は時に失敗もします。その時は、よく反省して、同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。

数珠もいつかは切れます。その時は修理して、また繋ぎましょう。

ペットさんが続けて亡くなったなら…それは失敗をするよりも、数珠が切れるよりも、ずっとずっと辛いことではありますが…それでも少しずつ、少しずつ、それぞれのペットさんに思いをかけて、どうぞ、お参りしてあげて下さい。


慈妙院動物霊園
コメント
過去記事へ申し訳ありません。

昨日はつくしを心をこめてお送りくださいましてありがとうございました。

こちらの古い記事中に「自分にとって良くないと感じる出来事が複数、同時期に起こったとしても、それはあくまでも、それぞれ個別に起こった出来事であって、それを繋げるのは、あくまで自分の心です。」とのお言葉に救われました。

私は昨年12月より大怪我や心臓病、4月15日には可愛がっていたインコを逃がしてしまい、その悲しみも生々しいうちに柴犬のつくしを喪いました。

立ち直ろうとするたびに、大きく動揺する悲しい出来事ばかりに行く道をはばまれる思いでした。

でも先のお言葉に触れ、悲しい出来事を自ら好んで繋げなければいいんだ・・・と少し立ち直るきっかけをつかめたような思いです。

これも、傷心続きの私のために、つくしがこのお寺そして、このブログの古い記事へと導いてくれたんだと思っております。ありがとうございました。
  • soy
  • 2014/05/20 11:30 AM
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