2014年2月26日   本日の担当 僧侶 唯心

  • 2014.02.26 Wednesday
  • 13:59
先日、遠方の方からお電話があり、亡くなったペットを近くの施設で火葬したのですが、インターネットで供養のことをあれこれ調べていたら、余計に混乱してきて、ようやくこちらのお寺のサイトにたどり着いたとのことでした。
 
こちらのお寺のお参りのわずかな合間の時間のお電話だったので、手短にしかお話できませんでしたが、たとえばこんなご質問でした。
 
ネットに書いてあるように、ペットに供える線香は半分に折るべきなのか? そうではなくて、一筋に浄土へ向かうよう、一本の線香を真っ直ぐに立てるんだと、主人は言うんですが…とのこと。
 
動物の霊には半分に折った線香を供えるべきだという説が、全くの迷信だということは、何度も書きました。一切、気にする必要はありません。
一本線香というのは、人間の場合でも、新しく亡くなった方の供養をする場合の、一般的な慣習です。ですからご主人は、それを知っておられたか、聞いておられたかなのでしょう。
 
ペットの供養であっても、人間に対してするのと同じ方法で供養をしていれば間違いありません。ただ、供養の方法やしきたりを、よく知らないにも関わらず、見よう見まねで供養をして、間違いが生じるくらいなら、ことさら難しいことはせず、しっかりと手を合わせてお参りする、というのも一つの方法です。
 
それから、霊感がある、といったタイプのお知り合いの方たちが、ペットを亡くしたお部屋を見て、いろいろなことを仰るとのことでしたが、それも気にする必要はありません。
 
四十九日までは仮の仏さま、しっかり皆さまがお参りすれば、その功徳が積もって、四十九日後に正式に仏さま、ただそれだけを思ってしっかりお参りしましょう、それこそただ一筋に、です。
 
しっかりとお参りするって、どうすれば? と思われるかも知れませんね。
 
その方は、ご主人に、こんなことを言われたそうです。お前が悲しみすぎて、その世話をするのが大変で、俺自身が悲しむ暇もない、と。
 
どうして私の悲しみをわかろうとせず、そんな冷たいことを言えるの!?などと思わないようにしてください。悲しみを表に出せず、あなたを慰めるのにも心を砕くご主人が、どれほどお辛いか、あなたの方もわかろうと努力なさいましたか?
 
ペットを亡くしてつらいのは当然です。みんなそれぞれ悲しいのです。でも悲しいから、どんな振る舞いをしたってしょうがないじゃない、わかってくれてもいいじゃないと考える、その心こそ、最も供養に遠いのです。つらい気持ちをいくらかでも抑えて、他の方のことも考える。しっかりお参りするとは、そういうことです。
 
どうかご家族の方たちとも協力し合って、しっかりとお参りしてあげてください。それが何より、亡くなったペットさんの供養になります。



慈妙院動物霊園
コメント
コメントする








    

archives

recent comment

profile

スマートフォン

search this site.

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM