<< 2015年6月1日   本日の担当 僧侶 唯心 | main | 2015年6月25日   僧侶 唯心 >>

2015年6月8日   本日の担当 僧侶 唯心

0
    ペットを亡くした悲しみの余り、お酒を飲みながら、大変に酔った状態でお葬式に来られた、若い男性がありました。

    それでも是非お経をと仰います。葬儀場の椅子にすら、まともに坐れないくらいの酔い方でした。

    飲んでしまったことは、今さら元に戻せませんから、しっかり坐りなさいとは言いませんが、でもしっかりお参りはしてくださいねと申し上げました。

    その方は、泣いて叫んで走り回って、ようやくご出棺のお見送りを終えられました。

    ねえ、お坊さん、ほんっとに、しんけん、今、お経、上げてくれたんっすよね?と仰るので、そんな口を聞く前に、自分が真剣にお参りしなければ、ほら、今度はお酒が抜けてから、酔いが醒めてから、またお参りに来てあげなさいと申し上げたのですが…言葉が拙いのでぞんざいな物言いに聞こえましたが、本当は、今のお経で自分のペットが成仏したんですよね?極楽に、天国に行けたんですよね?本当に大丈夫なんですよね?安心していいんですよね?ということを、その男性は確認したかったのかも知れません。

    いくら悲しいからとは言え、どんな態度であっても良いわけではありません。けれどその方は、是非お経をと仰ってくださいました。それだけでも、そうでない方に比べたら、遥かに高い位置からのスタートです。

    辛いのは誰しもが重々です。けれど次の一歩は、自分自身で踏み出さなければなりません。それが何よりの功徳であり供養です。


    慈妙院動物霊園



     
    jimyouin * ペット供養 * 14:22 * comments(2) * - * - -

    コメント

    お返事遅くなりましたが、コメント有難うございます。

    ブログをご笑覧いただいているとのことで、恐縮です。

    ご質問の件ですが、時間のある時に改めてブログ本編にて
    お答えさせていただきます。

    まずは遅ればせながら、取り急ぎお返事及び御礼まで。

                      合掌
    Comment by 慈妙院動物霊園 @ 2015/08/01 5:44 PM
    いつも楽しみにブログ拝見しております。


    さて、本日我が家の愛犬の初めて迎える命日で、お昼の勤行におじゃまさせていただきました。

    あの日からもうひと月経つんだと改めて実感する日でした。

    普段は家にこもっているときが気が滅入ってしまいそうで、買い物に食事と、用事を作っては出かけるようになってます。
    もちろん留守番させてごめんねと姿の見えない愛犬に声かけしてから。

    気になることがあったので質問させていただきます。
    四十九日までは仮の仏様。よく聞きますが、
    仮の仏様とはどういったことでしょう?

    見習い?自動車でいう仮免許みたいなもの?
    四十九日を過ぎたらすべての仮の仏様はすべて成仏できるものなのでしょうか?

    15年もの間一緒にすごした愛犬です。気のせいだと笑われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ自分がどこかへ行く度に後ろをトコトコついてきている気がしてならないのです。
    四十九日を過ぎ、極楽にいったなら、いま感じている気配もなくなってしまうのでしょうか?それなら仮の仏様のままでいいやっていう気もします。

    Comment by 古田 @ 2015/06/18 7:41 PM
    コメントする









    このページの先頭へ