2015年10月24日   僧侶 唯心

  • 2015.10.24 Saturday
  • 11:58
先日、このブログに書いたことと重複しますが、最近、複数の方たちから、亡くなったペットさんが、死後にあの世で苦しい試練や辛い裁きに遭うそうですが、そのことを思うとこちらが辛くて苦しくて、というご相談を受けました。

どこかでそんな説明が流行っているのでしょうか? 昔の日本では地獄極楽の絵解きが盛んで、人々が死後観をきちんと持っていた、けれど今の人にはそれがないから現代人はこうなってしまった、ああなってしまったなどと、お偉い「文化人」の方たちがよく言っているにも関わらず、案外、今の人たちは、ネットで物事を調べては、昔ながらのあの世観に怯えながら、ああでもない、こうでもないと悩んでおられるようです。

何度も言いますが、亡くなれば、人も動物も極楽往生で仏さま、ただ四十九日まではまだ仮の仏さまなので、皆様のお参りが応援となって、四十九日目に無事亡くなった方やペットさんは一人前の仏さまになります。

いやちがう!とか、或いはそれはお前の宗派の考え方じゃないはずだ、○○宗だけの考えじゃないのか!?などと仰る方があるかも知れません。

でも考えてみてください。そう仰る皆様方は、本当に昔ながらの地獄極楽絵図そのままのあの世を、そのまま信じておられるのですか? よしんばそれが実在するとして、その世界を見たり感じたりしたことがあるのですか?

それに比べて、皆様が悲しいけれどがんばって、しっかりとお参りしていれば、少しずつ心が軽くなる、そのことと、ペットさんが供養されている、成仏しているということが、別のことじゃなくて、同じことだ、繋がっているんだということが、だんだんと分かってくるというこの感覚は、皆様がお参りする中で、実際に身体で感じられるものなのです。

ペットさんが亡くなられてからの四十九日間の道中は、皆様のお参りの気持ちと共に進んで行く、裁きや試練よりも、もっと着実な一歩一歩の歩みです。

だから安心して、お参りを続けてあげてください。


慈妙院動物霊園

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