坐禅のヨウジュツなり

  • 2016.02.04 Thursday
  • 10:26
2016年2月4日(木)立春 僧侶大鐵

 2月1日〜8日まで永平寺では摂心があります。これは2月15日がお釈迦様の命日、いわゆる、涅槃会だからです。永平寺の坐禅は40分坐り、5分ゆっくり歩くことで1セットとなります。
一般的に坐禅をすると心が落ち着くとか、集中力が増すとか言われておりますが、実際はそうではありません。私は修行を始めたころは非常に辛かったのを覚えております。只足が痛い、眠いの連続でした。
しかし、この気持ちをずっと持ち続けたわけではありません。2,3年か経つとどうにかして坐禅から逃げようと考えます。仮病を使ったこともあります。
4年目になるとどうにか坐禅にも慣れて、ふっと辺りを見回した時、大勢の中で自分が座っているのが分かりました。こんなに大勢の修行僧がいるのに静かである。これはすごく素晴らしいことではないでしょうか。
坐禅は足の痛みや眠気を除けば難しいことはありません。それからというもの自分の坐禅を観ようと思うようになりました。今自分は何をしているのか?何を考えているのか?どうしたいのか?などなど。そのことを考えているうちに考えいることが無くなり、坐禅が終了します。この状態が一番人生でリラックスした状態だと思いました。
これを敢えて難しい言葉に置き換えると「非思量」と言います。
このような状態になった時、物事が許せるようになります。怒りより、同情が湧き、同情より、受容(受け入れること)が身に付きます。永平寺を下りてからは1日5分坐禅をしております。坐禅できないときは椅子に座り坐禅を行います。これも椅子坐禅という立派な坐禅です。皆様も坐禅してみませんか?

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