2017年4月8日   本日の担当 僧侶 唯心

  • 2017.04.07 Friday
  • 16:09

 

ペットのお葬式をされた方が、翌日にもう一度訪ねて来られて、昨日のうちのペットが生き返ってませんでしょうか? と仰いました。

 

お気持ちは重々よくわかります。

この悲しい出来事が、何かの間違いであればと思う、そのお気持ちは、痛いほど、よくわかります。

 

   ※   ※   ※

 

明日4月8日は仏誕会(ぶったんえ)と言って、お釈迦さまがお生まれになった日です。

お釈迦さまが2500年前のインドに生まれて、29歳で出家し、35歳で悟りを開かれたところから、仏教が始まりました。

さて、お釈迦さまの時代のインドの話です。キサー・ゴータミーという名の、自分の幼い子供を亡くした女性がいました。

半狂乱になった彼女は、お釈迦さまが本当に偉い方なら、どうか自分の子どもを生き返らせてくれと言ったそうです。

するとお釈迦さまは、では生き返らせてあげよう、そのために薬を作ろう、その薬はケシの実から作ろう、もしもお前が死者を一人も出したことのない家からケシの実をもらってくることが出来たなら、子どもを生き返らせるための薬を作ろうと答えたそうです。

ゴータミーは必死になってケシの実を探しましたが、死者を出したことのない家は一軒もなく、そして遂に彼女は、葬式を出したことのない家はひとつもない、すべての生き物は必ずいつかは亡くなるのだという、単純だけれども動かしがたい真理を、たちまちの内に了解して、お釈迦さまの弟子になり、後々は立派な長老の尼僧になったということです。

 

   ※   ※   ※

 

とは言うものの、お釈迦さまも最愛のお弟子に先立たれた時は、ずいぶん悲しまれたということです。

ただ、悲しいけれど、そこから前に進めないか、いや、進めるんだ、ではどのように? ということを説いてくださったのが、お釈迦さまの教えです。

 

仏教寺院である慈妙院でペットさんのお葬式を挙げてくださったことは、皆さまの何よりの法縁です。

 

明日は仏誕会です。

どうぞ、皆さま、お参りください。

 

慈妙院動物霊園

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