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猫の勤行

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    職員の方、スタッフの方たちもみな一緒に、お寺では朝の勤行を行っています。

    さて、朝いちばんでお葬式に来られた女性の方に、先ほどお堂からお経の声が聞こえてきた時に、お堂の前に猫ちゃんたちも集まってきてましたけど、猫ちゃんもお勤めに参加するんですか? と質問されました。

    あはは、いえいえ、そこまでは修行ができておりませんので、と答えてしまったんですが、それから後で思い当たりました。

     

    こんな答が咄嗟に出たのは、私の心のどこかに、その方が期待しておられたであろう、「そうです、みんなに可愛がられてるこの子たちはお利口さんなので、毎日、勤行に参加しているんですよ」みたいなお答えをしたくないという、ちょっとひねくれた気持ちがあったからに違いません。

    そういう意味では、修行が足らないのは猫ではなくて、私の方ですね。

     

    ではどんな答が、この場合ふさわしかったのでしょうか?

    例えば…

     

    (ごく普通に)ええ、そうなんです。いつものことなんです。

    △呂ぁ¬臍阿両僧、習わぬ経を読む、ということわざもある通りですね…

    実を言うと、彼らの方が私より、よっぽど修行が出来ていて、いつも教えられることばかりなんです。

     

    今の私の気持ちとしてはまさにH屬任后

    なぜって、現にこうして、その後、自らを省みて、今、この文章を書いている私に、うちの猫たちが、その仏縁を与えてくれた訳ですから。

    猫の気持ちに詳しいうちのスタッフの方から、猫たちによろしく伝えておいてもらうことに致しましょう。

    生きとし生けるもの全てが、共に仏法を学ぶ法友、善友なんですね。

     

                                 本日の担当 僧侶 唯心

     

    慈妙院動物霊園

    jimyouin * お寺の日常 * 17:20 * - * - * - -
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